ガンダム立正安国論
お台場に置かれていた実物大ガンダムや、富士急ハイランドのガンダムクライシス、岡山の道の駅に設置されているZガンダムなどは仏教でいう大仏に相当します。
目的は「ガンダムの光によってこの世を遍(あまね)く照らし、平和にすること」です。
開祖は富野由悠季導師です(出家の際、剃髪されています)
ガンダム教、布教の目的は「人間同士が戦うことの虚しさ、平和の尊さをガンダム・シリーズを通して知る」ということです。
まれに修行中(DVD鑑賞など)重大なトラウマが発生することがありますが、しょうがないよ富野だもの
ではガンダム教の門徒さんが、それぞれのご家庭で礼拝するときの仏像はなんでしょう?これはガンプラと呼ばれます。
よく似た像としてバルキリーや重機動メカ、ウォーカーマシン、汎用人型決戦兵器、ナイトメアフレームなどがあります。よくある質問として『他のアニメのプラモ、フィギア、超合金魂などと一緒に礼拝してよいか?』というものがありますが、これは問題ありません(神仏混交といいます)
さて礼拝の方法ですが、像(ガンプラ)を手に取り、パイロットのセリフ(お題目)を唱和しましょう。
例としては「〇〇出ます!」「××出る!」「△△発進よろし」などです。
ここで大事なのは像とパイロットとお題目が合致していること、形や色が似ていても
毎日、同じお題目だと流石に飽きるのでそんな時はブリッジ要員や整備兵の気持ちでやってみましょう。
【例】(ネモを手に取り)「アストナージです!カツが勝手に出撃します!」「なんだとカタパルトを止めろ!」(一人で二役やってください)
熱心な門徒さんでは、像を二体同時に持ち礼拝される方や、机の上に像を多数配置しジャブロー攻防戦を再現されることがありますが、これはガンダム教では秘儀中の秘儀なので家族や友人、隣人の目につく場所でゼッタイ行わないこと!
またガンダム教の宗派の中でも、特に武闘伝G宗派の方々は熱い信仰心をお持ちです。
礼拝の時間帯やお題目の声量に、とかく無頓着になりがちなもの。
深夜27時に「石破ラブラブ天驚拳!!!」と叫んだ場合、パトカーと救急車が同時に来る場合があります。気を付けましょう
【ガンダム教FAQ】
■Q ヒゲの生えたガンダムがありますが、あんなの仏像で見たことありません。アレはアリなのでしょうか?
■A ヘレニズムによって西洋の影響を強く受けた仏像についてはヒゲのある仏像が存在します。またヒゲガンダムの場合、仏師がシド・ミードというアメリカ人です。まさに東洋ミーツ西洋ですね。
■Q タイなどではお布施として仏像に金箔を貼り付けたりしますが、ガンダム教でもおこなわれていますか?
■A もちろんです。百式と言います。この像は人気・御利益(ごりやく)ともにトップクラスで、強敵であるキュベレイとジ・Oにフルボッコにされても中の人が死なないくらい霊験あらたかです。
■Q 日本においては虫食いのある像、首の取れた仏像なども信仰の対象として親しまれていますが、ガンダム教でもそうでしょうか
■A もちろんです。像にわざわざ塗料で汚れを施したり(仏教用語でウェザリングといいます)弾痕をつけたりします。
また首のないガンダムは「ラストシューティング」と呼ばれ人気があります。
カッコイイですね
最後にガンダムについて気になることがひとつ
それは30年以上に渡って愛され続けてきたガンダムですが、それが故に世代間でのギャップが広がってきました。
SEED門徒をファースト信者が迫害するケースや、宇宙世紀だけだよ派、逆シャアまでだよ派の台頭などです。
最初に説明した通りガンダム教の教えは「ガンダムを通して平和の尊さを知る」です
これを忘れないで下さい
ガノタ同志がケンカしてどーすんの
これこそ「ガンプラ作って魂入れず」です