神クソアニメの定義とは・・・?
「神クソアニメ」なる言葉がある。
ただの「クソアニメ」ではなく「クソアニメ独特の趣から生まれ出る面白さ」がなくてはならないのである。
「ただの名作アニメ」でもダメ「ただのクソアニメ」でもダメと、なかなか成立するのが難しいジャンルである。今日は「神クソアニメ」を定義してみようと思う。
■ギリギリ完走できる程度の面白さ
「エロマンガ先生」というテンプレラノベアニメがあるが、これは「神クソアニメ」ではない、なぜか?あまりに面白すぎるからである。これではただの「神アニメ」になってしまう。
またアニメが面白すぎるのには弊害があって、面白いと設定の不自然さを感じなくなることだ。「このすば」なんかも設定はひどいが面白いのでクソアニメではない。
逆に「完走不可能なほどつまらない」「完走が苦行そのもの」といったアニメも勿論ダメである。「グラスリップ」「ゴールデンタイム」などがコレに当たる。
面白さが中くらいのアニメを観ている最中、ふと我に返って「なんで自分はこんなアニメを観ているんだろう?」という自分自身へ問いかける事、これこそが「神クソアニメ」には重要であるように思う
■設定にひどく無理がある
それでは最近終わった「サクラクエスト」はどうだろうか?60点くらいの面白さだったよね・・・
しかし「サクラクエスト」にはクソアニメに大事な要素である「設定の無理やり感」がなく地に足がついたマトモなアニメ過ぎたのである。これでは「地味な良作」になってしまう。
つまり設定は可能なかぎり都合よく、ムチャクチャであることが好ましいのだ!
その点では「神クソアニメ」として話題沸騰中の「異世界はスマートフォンとともに。」(イセスマ)などは最近、一夫多妻制になってきて大変すばらしい。
観てない人は今からでも観て欲しいです!
観ていると自分の知能指数がどんどん下がっているのが実感できるはず。
■気楽に鑑賞可能であること
気軽にボーッと観ていられることもクソアニメの重要な要素であるように思う。
なのであまりに内容がシリアスでもダメ
「メイドインアビス」をクソアニメ扱いする人はいないだろう
■まとめ
いかがでしたか?この様に「神クソアニメ」が成立する条件というものが非常に難しく、狙ってできるモノではないということがおわかりいただけたはず。
それはごく希に発生する気象現象のようなもの、「神クソアニメ」とはアニメ界にかかった虹のようなものかもしれませんね・・・二次元だけに!
最後にわたくしがオススメする「神クソアニメ」5選です!
「犬とハサミはつかいよう」
「勇者になれなかった俺はしぶしぶ(略)」
「キルミーベイベー」
「アマガミSS」